京都で360年!!もやし屋さんへ行ってきました。
こんにちは!
発酵BASE♪50代女子です!
先日、京都でもやし続けて、360年?のもやし屋へ行ってきました!
もやし屋って聞いて「??」ですよね~。
私も初めて聞いた時は、あの豆類を発芽させた「もやし」が目に浮かびました。
でも発酵BASE的な視点からいうと、
「もやし」は、麹(こうじ)をつくる元の菌のことで、種麹(たねこうじ)とも言います。
漢字は「蘖」とかいて、この一文字で「もやし」と読み、
発芽させるという意味の「萌やす」が名詞化されて「萌やし」⇒もやしからきている??
蘖という字は他にも(ひこばえ)とも読み、樹木の切り株から芽生える若芽のことを言うらしいです。
きっと「麹をつくるもとになる菌」も萌えている様と似てるからもやしってつけられたのかなぁ~
そして、調味料に欠かせないお味噌やお醤油、甘酒やお酒の材料となる、
この菌を生産しているお店の事を「もやし屋」=種麹屋と呼んでいます。
そのもやし屋さんですが、現在では、全国で数軒程度しかないらしく、
その中の一つの、京都東山区にある、歴史の深~い「菱六」さんに行ってきました!
時代の重みをずっしりと感じる看板。
店前に、糀と甘酒が展示されてました。
奥に入ると、目の前にはのれんがあり、(あっ画面左にもやしもん!?)
左は事務所になるのかな?
コンコンと扉をたたいて、お店の方にお声かけ~。
「あのぅ~、もやしが欲しいのですが・・」
「何をつくられますか?」
「味噌とか甘酒とか米麹とか・・・」
「はい、じゃぁこれをどうぞ!」
と渡されたのが、これ!
裏面にこうじの作り方が書いてあります。
改良長白菌
小袋粉20g
500円(税込)
これは、甘酒や味噌向けの白色胞子の麹菌で、
糖化を強力にした種麹とのこと。
種麹でもいろんな種類があるみたいですが、
今回はこちらをお薦めしていただきました。
ここで、耳より情報です!
以前から気になっていた「麹体験」!
2023/9/20~の募集ちらしが店先に掲載されていたました。
また次回の募集があるのかな~と思って
思い切って店の方にお尋ねしたところ、
「来年の4月30日ごろかな~」っておっしゃてました。
確定情報ではないので、気になる方は
菱六さんのオフィシャルサイトか直接事務所へ聞いてくださいませ。
話は変わりますが、この菱六さんとの出会いは、
実は私がまだ発酵や菌に目覚める前に一度足を運んでいた店でした。
家の近くの図書館へ自転車で走っていたら、
たまたま目に入った歴史ある店構えだったので
吸い寄せられるように立ち寄ったのが
はじまりなんです。
お酒に弱い私は甘酒は苦手な方だったのだけど、
こちらで購入した甘酒をいただくと衝撃でした!
なんて甘くて口当たりの良いまろやか~なお酒なんだと、
お酒がおいしいっなんて、人生初の体験!でした。
(・・・と当時は思っていましたが、米麹の甘酒はアルコールが
ゼロで入っていないらしく、清涼飲料水になるらしい!! )
ちなみに、酒粕が原料の甘酒はアルコールは入っているらしいけど、
1%未満なので、これも清涼飲料水なんだと!
甘酒ってネーミングだからややこし~ね
「もやし」と「甘酒」を買って菱六さんを後にし、
鴨川沿いを自転車で走って、帰路につきました。
さぁ、命の菌もやしで麹つくり~
おうちde「麹づくり」
楽しみだぁ♪
発酵BASE♪50代女子でしたぁ~。